ロシアに帰化したショートトラック選手アン・ヒョンス、韓国で練習中…妻の出産控え入国

ロシアに帰化したショートトラックのアン・ヒョンス（ヴィクトル・アン）が妻の出産を控え、韓国に入国した。アン・ヒョンス（30）はしばらく、韓国で自主トレーニングをおこなう計画だ。

アン・ヒョンス（ヴィクトル・アン） の最新ニュースまとめ

　アン・ヒョンスは韓国代表として2006年トリノ五輪に出場、3つの金メダルを獲得（1000m・1500m・5000mリレー）し、その名を広めた。その後、氷上連盟との葛藤や派閥論議、所属チーム解散、代表落選など厳しい状況に陥り、2011年にロシア国籍を取得した。2014年のソチ五輪ではロシア代表として出場し、そこでも3つの金メダルに輝き、健在をアピールした。

　2015-16シーズンのワールドカップには膝の負傷で出場を諦め、リハビリや練習を重ねる状況で妻ウ・ナリさんの出産が近づいたため、韓国入りした。