＜MLB＞負傷を防ぐための新・規制案“カン・ジョンホルール”とは？

昨年、ピッツバーグ・パイレーツのカン・ジョンホ（姜正浩）やニューヨーク・メッツのルーベン・テハダの負傷を呼び起こした2塁でのスライディングを防ぐための規則改正案がつくられた。

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　10日（日本時間）、ESPNは今シーズンから新たに適用される2塁ベースのスライディング規則を紹介した。現在、規則改正案はメジャーリーグと選手労組の間で議論が進められており、1か月以内に発表される見通しだ。

　紹介された規制改正案は大きく3つに要約される。

　内野手が2塁ベースを基準にフィールドの左側にいる場合、走者はベースを超えてスライディングすることができない。内野手が走塁線上にいない場合はスライディングすることができない。内野手が走塁線上にいても内野手だけを狙った遅れるスライディング（レイトスライディング）は禁止されるなどだ。

　ESPNは「スライディング規則が改正されれば、ホームプレートの衝突防止規則より効果面では良いだろう」と伝えた。