メジャーリーグ「テキサス・レンジャーズ」のチュ・シンス(秋信守、33)ががん闘病中のトニー・ビースリー3塁コーチを積極的に支援したいという意思を明かした。
メジャーリーグ「テキサス・レンジャーズ」のチュ・シンス(秋信守、33)ががん闘病中のトニー・ビースリー3塁コーチを積極的に支援したいという意思を明かした。
メジャーリーグ「テキサス・レンジャーズ」のチュ・シンス(秋信守、33)ががん闘病中のトニー・ビースリー3塁コーチを積極的に支援したいという意思を明かした。

チュ・シンス の最新ニュースまとめ

 レンジャーズ全体の選手団が参加する春季キャンプが始まった25日(日本時間)、バント練習を終えたチュ・シンスはジェフ・バニスター監督を話し始めた。練習前に長時間のミーティングをおこない、特別な話でもあるのかと周囲も気にする状況だった。

 チュ・シンスは感慨深げに「監督と3塁コーチに関する話をした」と明かした。ビースリー3塁コーチはことし1月、直腸がんの診断を受け、現在、化学治療を受けている。春季キャンプには参加するが、治療と選手指導を並行していくこととなる。

 バニスター監督にチュ・シンスは一つの質問を投げかけた。「なぜいつも、いい人たちにこうした良くないことや大変なことが起こるのか…」。バニスター監督は「その質問に関しては私もクエスチョンマークだ。いい人や優しい人たちは良くないことが起こった場合、それに打ち勝つ力が誰よりも強いからじゃないか」と答えた。

 チュ・シンスは「監督の答えに100%以上、共感した」と述べた。また「監督にも告げたが、何でも助ける気持ちがある。家族に対しても同じだ。負担を感じず、何でも話してほしい」と伝えた。

 チュ・シンスがビースリー3塁コーチの闘病を切なく思うのは、これまでの情からだ。彼はビースリー3塁コーチに関して「昨年の前半、私が不調だったときだ。試合終了後、いつも私と話をしてくれた。私の話を聞き入れてくれ、アドバイスも惜しまなかった。野球のことよりも人間的なことをよく話した。そのため、より心が痛い」と打ち明けた。

 チュ・シンスに“名答”を伝えたバニスター監督も高校時代、骨髄がんを患ったが、これを克服しメジャーリーグの監督にまで上りつめた。

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