【坡州聯合ニュース】韓国でヒット中のドラマ「太陽の末裔(まつえい)」(原題)のロケが行われた京畿道坡州市のキャンプ・グリーブスが非武装地帯(DMZ)生態・安保観光の拠点に生まれ変わる。京畿道関係者が3日明らかにした。 京畿道と坡州市、京畿観光公社は国費など335億ウォン(約34億5000万円)を投入し、2018年末までにキャンプ・グリーブス内の60棟を超える建物のうち34棟を活用して歴史公園(10万2000平方メートル)と文化施設(1万6000平方メートル)をつくる。臨津江や臨津閣の平和ヌリ公園一帯を一望できるレストランもできる。 DMZから約2キロほどしか離れていないキャンプ・グリーブスは1953年から2004年まで米軍基地として使われ、2007年に韓国政府に返還された。 京畿道はキャンプ・グリーブスの施設を民間人のための平和安保体験施設に改造し、13年からユースホステルとして運営している。民間人出入統制線内にある唯一の民間人宿泊施設だ。 キャンプグリーブスが安保観光の名所として知られるようになり、訪問者数は14年の5571人から昨年は1万1099人と2倍以上増えた。 最近は、視聴率が30%を超えるほどの爆発的な人気を集めているドラマ「太陽の末裔」のロケ地としても有名になったため、ロケが行われた施設の周辺に案内板を設置し、フォトゾーンを設ける予定だ。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0