去る7日に集団脱北した北朝鮮レストランの従業員13人の同僚たちが北朝鮮・平壌(ピョンヤン)でCNNとの単独インタビューに応じた。(提供:news1)
去る7日に集団脱北した北朝鮮レストランの従業員13人の同僚たちが北朝鮮・平壌(ピョンヤン)でCNNとの単独インタビューに応じた。(提供:news1)
去る7日に集団脱北した北朝鮮レストランの従業員13人の同僚たちが北朝鮮・平壌(ピョンヤン)でCNNとの単独インタビューに応じた。

 18日、平壌高麗ホテルでのインタビューに出席した7人は全員20代で、黒いスーツにメイクなしの姿で画面に登場した。彼らは中国にある北朝鮮レストランから脱北した従業員13人の同僚だ。

 主任のチェ・ヘヨンさんは「3月中旬、レストランのマネジャーがすべての従業員に東南アジアに移転することを告げた。そして、さほど経過しないうちに自分自身だけが呼ばれ、『実際の計画は韓国に脱北することだ』と伝えられた」と証言した。

 チェさんは時間がなくすべての職員にマネジャーの計画を伝える機会がなかったといい、「既に私たちを乗せる車が待っていた」と述べた。彼らはまた、韓国政府の指揮で南側(韓国)の事業家と北朝鮮レストランのマネジャーが手を結びこうした計画を立てたと主張した。

 別の従業員ハン・ユンヒさんは「(脱北した)同僚は騙されて韓国へ渡り、苦痛を強いられていると考える」としながら、「その思いに胸が裂けそうだ」と話し涙を見せた。

 CNNはこうしたインタビューに続き、韓国政府が従業員は自発的に脱北したと発表した事実を付け加えながら「これが事実であれば、大規模集団脱出は平壌政府にとって屈辱的なこと」と伝えた。

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