Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
朴大統領がイランで公演鑑賞 文化による交流強調
【テヘラン聯合ニュース】国賓としてイランを訪問している韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は2日(現地時間)、首都テヘランで開かれた「韓国・イラン文化共感公演」を鑑賞した。 公演終了後、ステージに上がった朴大統領は「サラーム」(こんにちは)とペルシャ語であいさつ。両国の文化的、歴史的な共感部分や共通点に基づく文化コンテンツを通じ、両国国民が絆を深め交流と協力を拡大することが可能だと強調した。 イランでテコンドーの修練者人口が200万人に上り、「宮廷女官チャングムの誓い」「朱蒙(チュモン)」などの韓流ドラマが人気を集めたことにも言及し、「両国の国民同士の距離が近くなったのは文化的、歴史的に古くから縁があったためだ」との認識を示した。 公演では、韓国の国立国楽院創作楽団とイラン国立オーケストラが協演したほか、イランの伝統スポーツ「ズールハーネ」とテコンドーの実演も行われた。 朴大統領は「韓国の新羅時代の遺跡にはペルシャに由来する痕跡が多く残っている。両国が古くから交流し続けてきたことを意味する」と述べた。 また、1977年に両国の首都名にちなんで、ソウルにテヘラン路が、テヘランにソウル通りがつくられたことに触れながら、「文化を通じて両国が大切に育んできた縁を今後さらに発展させ、友情を深めることができる」と強調した。 公演は、チケットがインターネット販売開始後2日で売り切れるほどの盛況ぶりだった。約1600人の観客のうち1100人ほどがイラン人で、若者が多かった。 hjc@yna.co.kr