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北朝鮮の姜錫柱元書記が死去 米朝枠組み合意の主役
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央放送は21日、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の側近として核・ミサイル問題など、対外政策を担当してきた朝鮮労働党の姜錫柱(カン・ソクチュ)元書記が20日に食道がんで死去したと報じた。76歳だった。葬儀は国葬で行われるという。 北朝鮮の最高人民会議常任委員会はこの日、「首領に対する高潔な忠誠と高い実力で、長い間わが党の偉業を推進してきた姜錫柱同志を失ったのはわが党と人民にとって大きな損失」とする訃報を発表した。 姜氏は1994年6月に平壌を訪問した当時のカーター米大統領と金日成(キム・イルソン)主席の会談に同席し、同年10月に核開発を凍結することを引き換えに軽水炉や重油の提供を受ける米朝枠組み合意をとりまとめた。金日成総合大学を卒業し、第1外務次官などを歴任した。対米外交を総括するなど、外交の実力者とされてきたが、昨年8月以降、健康上の理由から一線を退いていた。 csi@yna.co.kr