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カンヌ映画祭出品のパク・チャヌク作品 仏での公開決定
【ソウル聯合ニュース】22日に閉幕した第69回カンヌ国際映画祭の長編コンペティション部門に出品されたパク・チャヌク監督の「お嬢さん(アガシ)」(原題)が台湾とフランスで公開されることが決定した。配給会社のCJエンターテインメントが23日伝えた。 台湾では6月24日に、フランスでは10月5日に封切られる。 また6月から8月までにオーストラリア、ロシア、香港、ニュージーランドで、9~10月ごろには米国でそれぞれ封切られる見込みだ。 「お嬢さん」は最高賞のパルムドール受賞を逃したものの、世界176カ国・地域に版権が販売され、韓国映画の最多販売記録を更新した。これまでは「スノーピアサー」の167カ国・地域への販売が最も多かった。特に欧州での関心が高く、欧州のすべての国との販売契約を結んだ。 「お嬢さん」は1930年代の韓国と日本を背景に、巨額の財産を相続することになった貴族のお嬢さん(キム・ミニ)とその財産を狙う伯爵(ハ・ジョンウ)、伯爵と共謀してお嬢さんに仕える少女(キム・テリ)らが繰り広げる話を描いた。サラ・ウォーターズの「荊(いばら)の城」を原作とするが、人物設定や話の展開は大きく異なる。韓国では来月1日に公開される。 yugiri@yna.co.kr