退勤し帰宅していた30代男性がマンションの20階から飛び降りた大学生にぶつかり、死亡した。当時、妊娠中の夫人と5歳の息子も一緒だった。
退勤し帰宅していた30代男性がマンションの20階から飛び降りた大学生にぶつかり、死亡した。当時、妊娠中の夫人と5歳の息子も一緒だった。
退勤し帰宅していた30代男性がマンションの20階から飛び降りた大学生にぶつかり、死亡した。当時、妊娠中の夫人と5歳の息子も一緒だった。

 去る1日、韓国・光州北部警察などによると、先月31日午後9時48分ごろ、北区(プック)・梧峙洞(オチドン)にあるマンションの20階から飛び降りた20代大学生が、同マンションの入口付近を通っていたヤン・デジン氏(38)の上に落下した。

 大学生はその場で死亡し、ヤン氏は救急車で病院に運ばれ治療を受けたが、同日深夜に息を引き取った。

 死亡したヤン氏は全南(チョンナム)谷城郡(コクソングン)庁広報室所属の7級公務員で、大ヒット上映中の映画「哭声(コクソン)」を活用し報道資料などを作成、“谷城(コクソン)”を広報するのに努めていた。周囲から誠実だと評価されていたヤン氏は事故当日も、夜勤を終えて帰宅が遅くなっていたことがわかった。

 事故現場には8月に出産を控えた夫人(34)と5歳の息子が一緒にいた。谷城郡はヤン氏が退勤後の帰宅中に事故に遭ったことから、殉職申請を提出する予定だ。

 一方、大学生のバッグからは本人が書いたと見られるA4用紙2枚の遺書が発見された。遺書には「公務員の試験勉強が億くうだ。社会的劣等感を覚える」といった内容が込められていた。大学生は光州にある国立大4年に在学中で、近隣の別のマンションに住んでいることも確認された。

 警察はさまざまな事情を考慮し、大学生を過失致死容疑で立件する方針だ。

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