<サッカー>チェコ下した韓国代表、”懐かしい顔”の活躍で新たな競争時代に突入
<サッカー>チェコ下した韓国代表、”懐かしい顔”の活躍で新たな競争時代に突入
ウリ・シュティーリケ監督体制の下、初のヨーロッパ遠征に臨んだサッカー韓国代表が1勝1敗という成績を残した。アウェイで強豪を相手に挙げた勝利と共に、韓国は”懐かしい顔”の活躍で新たな競争構図が形成され、選手らの技量向上に期待が高まっている。

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 韓国は5日(以下、日本時間)、チェコ・プラハでおこなわれたチェコとの強化試合で、ユン・ビッカラム(延辺富徳)、ソク・ヒョンジュン(ポルト)の連続ゴールで勝利(2-1)した。

 去る1日のスペイン戦では、1-6という大敗を喫していただけに、喜びも倍だった。さらに、韓国はもう一つの成果を得た。それは、これまで代表チームから離れていた選手たちの”可能性”の確認だった。

 最も代表的な選手は、4年ぶりにA代表に復帰し、1ゴール・1アシストを記録したユン・ビッカラムだ。ユン・ビッカラムは去る2012年以降、代表チームから遠ざかっていた。しかし、所属チームの済州ユナイテッド、延辺富徳(中国)で活躍をみせながら、負傷のク・ジャチョル(アウクスブルク)に代わり今回、シュティーリケ監督に呼ばれ、みごと監督の目の前で期待に応えた。

 スペイン戦では出場機会が得られなかったユン・ビッカラム。しかし、チェコ戦でスタメン入りを果たし、前半26分、フリーキックから絵に描いたようなシュートでゴールネットを揺らした。また、前半40分にはソク・ヒョンジュンへ絶妙なタイミングでパスを出し、2点目を演出した。

 また、DFイ・ヨン(尚州尚武)の活躍も輝いた。イ・ヨンは去る2014年10月、シュティーリケ監督から召集されたものの、その後は負傷とスランプにより代表チームから遠ざかっていた。

 今回、イ・ヨンは「これをきっかけに、継続して代表チームに名を連ねる選手になりたい」と明かし、スペイン戦の後半に交代出場しながら間接的ではあるが、チームに貢献。さらに、チェコ戦では90分フルタイム出場を果たし、攻守の両面で安定したプレーをみせた。

 このように、一度は代表チームから離れたものの、久しぶりに帰ってきた選手たちが相次いで大活躍。既存の選手たちに生まれた緊張感と危機感は今後、成長の起爆剤となるだろう。

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