【束草聯合ニュース】米国や日本などで大ヒットしているスマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」のブームに乗り、地域のPRに乗り出そうとした韓国自治体の動きに「待った」がかかった。 北東部の江原道・束草市によると、同市は25日、株式会社ポケモンの韓国法人、ポケモンコリアの関係者と面談を行い、同社からポケモンのキャラクターや用語を使用するためには著作権料を支払う必要があるとの事実を伝えられた。 束草市やその近隣では「ポケモンGO」のゲームが利用できることが伝わり、全国からゲームユーザーが集まっており、同市は同ゲームを地域の広報に利用する案を検討していた。 市は全国から訪れるユーザーのために、市内のエキスポ公園や海水浴場に現場支援センターを設置したが、同センターに掲げた垂れ幕に「ポケモン」という用語が使用されており、垂れ幕を撤去しなければならなくなった。 ポケモンコリア関係者は、「ポケモンのキャラクターやフォントはもちろん、ポケモンという用語自体も登録されているため、著作権料なしに使用するのは関連法違反」と説明した。 また「ポケモンGOの人気に乗じ相当数の業者がポケモンのキャラクターやポケモンという用語を広報に使っており、これらの業者に内容証明を発送し、関連法違反であることを通知している状況」とした上で、「キャラクターや用語を使用する際には必ずポケモンコリアと協議してほしい」と伝えた。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0