韓国外交部、中国の韓流禁止令に「事実関係を把握後、対策を立てる」

韓国外交部は22日、中国が韓流を禁止するといういわゆる“限韓令”を下したという報道に対し「文化体育観光部など関連部署、文化事業界などと協力の下、韓中文化交流関連の正確な事実関係を把握し、対策を立てるなど関連の努力を引き続き傾注していく予定だ」と伝えた。

　外交部のチョ・ジュンヒョク報道官はこの日、定例ブリーフィングを通じて“韓流禁止令”関連の質問に対して「政府は中国政府当局者がいわゆる“韓流禁止令”は聞いたことがないとし、これを公式否認した点に注目している」とし「政府は中国側も韓中の人文交流について持続的に積極的な態度を持っているとしており、韓国政府もこのような立場に共感している」と述べた。

　続けてチョ報道官は「政府は文化など人文分野交流協力は両国の国民間の相互有効と理解増進に貢献する韓中関係の基礎として、いかなる外生的状況でもしっかりと持続・発展させていかなければならないという立場」と説明した。