“裸足の男”、南北首脳会談の成功を祈願して裸足マラソンで韓国縦断

“裸足の男”の異名を持つチョ・スンファン氏（51）が、南北首脳会談の成功を祈願する裸足マラソンをおこなった。

　今月10日、韓国南部の光陽（クァンヤン）でスタートした裸足の疾走。チョ氏は裸足で韓国を縦断し、19日には韓国と北朝鮮との境界線付近まで到着した。スタート地点から自転車用道路などを使い、韓国北部の坡州（パジュ）の「臨津閣」（イムジンガク）までの距離は427km。東京から大阪までほどの距離である。

　出征式で、「27日に開かれる南北首脳会談が成功するように、願いを込めて縦走をする」、「皆さんの応援を願う」と述べたとおり、各地ではチョ氏への応援が絶えなかった。 氷の上で裸足パフォーマンスを繰り広げてきたこともあり、日本でもその名は広く知られている。

　チョ氏は、昨年11月に平昌（ピョンチャン）冬季オリンピックの成功祈願で100kmの裸足マラソンを成し遂げたのに続き、今年は済州（チェジュ）島の漢拏（ハルラ）山を裸足で登っていた。