展覧会のポスター(piknicインスタグラムより)=(聯合ニュース)
展覧会のポスター(piknicインスタグラムより)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本を代表する作曲家・ピアニスト、坂本龍一の韓国初となる展覧会「Ryuichi Sakamoto:LIFE,LIFE」が、26日からソウル市内の展示スペースpiknicで開催されている。 デビュー40周年を記念して開かれた今回の展覧会には、がん闘病を経て8年ぶりに発表したニューアルバム「async」のほか、タイの映画監督、アピチャッポン・ウィーラセタクンと制作した映像、世界的ビデオアーティストのナムジュン・パイク(白南準)とのコラボレーション作品「電子の拓本 オールスタービデオ」、山口情報芸術センター(YCAM)で展示されたインスタレーションなど、坂本龍一が制作したり影響を受けたりした作品が並ぶ。 主催者は「人間として、芸術家として、また社会運動家として(人々に)多くのインスピレーションを与える坂本龍一の人生の軌跡を確認してほしい」と説明した。 1978年にアルバム「千のナイフ」でデビューし、3人組グループ「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)で活躍して人気を集めた坂本龍一は、映画「戦場のメリークリスマス」をはじめ多数の映画音楽を作曲。「ラストエンペラー」では米アカデミー賞作曲賞、グラミー賞などを受賞した。 展覧会は10月14日まで。入場料は1万5000ウォン(約1500円)。
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