協会は14日、19~21日台湾で開催されるWTワールドグランプリ第3戦に15人(男子7人、女子8人)が出場することを発表した。この中にイ・アルムも女子57キロ級代表に入っている。
イ・アルムは2014年、仁川アジア大会・女子57キロ級で金メダル、「アジア大会2018ジャカルタ」で銀メダルを獲得した実力者だ。しかし、先月28日、免許取り消し水準のアルコール濃度0.151%の状態で飲酒運転した容疑で、検察に起訴意見で送致された。
そんな中でイ・アルムはワールドグランプリに出場申請をおこなった。同大会は五輪基準で各級最大32人が出場する大会で、獲得したポイントによって五輪出場資格が得られる
協会は「グランプリ大会の招待対象はすでに先月決定していた。イ・アルムも(飲酒運転摘発が伝えられる前に)参加登録を終えた状態だった。グランプリは五輪出場がかかった大会だ。選手が出ると言えば、それを防ぐことはできない。防ぐ根拠がない」と明らかにした。ただし、イ・アルムは社会的物議のため、自費での大会出場となるという。
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