中国国籍の有名ピアニスト、ユジャ・ワン(33)が21日、カナダのバンクーバー公演でサングラスをつけたまま演奏し、その理由に関心が集まっている(提供:news1)
中国国籍の有名ピアニスト、ユジャ・ワン(33)が21日、カナダのバンクーバー公演でサングラスをつけたまま演奏し、その理由に関心が集まっている(提供:news1)
中国国籍の有名ピアニスト、ユジャ・ワン(33)が21日、カナダのバンクーバー公演でサングラスをつけたまま演奏し、その理由に関心が集まっている。

 一部では、彼女が注目を集めるためにサングラスを使ったと批判されていた。ユジャ・ワンさんは24日、インスタグラムを通じて、自分がサングラスをつけて出演することになった理由について、詳細に発表した。

 彼女は「21日、バンクーバー国際空港に到着するとすぐ、私は一時間以上抑留されていた。ひどい質問攻めを浴びた後、屈辱とともに大変傷ついた」と打ち明けた。

 ユジャ・ワンさんは、「解放されたとき、会場に行く時間はほとんど残されていなかった。私はこの経験で非常にショックを受けた状態だった」と述べた。

 新型コロナウイルスに関連づけて、中国人という理由で空港に抑留されて尋問を受け、その過程で不当な待遇を受けたものと解釈される。

 続いてユジャ・ワンさんは、「その夜、リサイタルのために会場に到着したとき、私の目は明らかに赤くなっていて、泣いて腫れていた。ショックを受けたが、観客を失望させないように公演は中止しなかった」と説明した。

 そして、「私はまだ自分に何が起こったのか、言う準備ができていなかったので、サングラスを使うことだけが、私の苦しみを隠す唯一の方法だと思った」と明らかにした。
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