駐ボリビア韓国大使館は29日(現地時間)、ホームページを通じて「(緊急)米国大使館追加臨時航空便搭乗需要調査」という案内文を掲載し、「ボリビア駐在米国大使館では、自国民の帰国のために、ボリビアから米国マイアミまで追加臨時航空便を運航する計画である」とし、「韓国の国民も一部搭乗が可能だ」と明らかにした。
続けて「米国大使館が準備する追加臨時便に搭乗を希望する者は、ボリビア時間29日正午までに駐ボリビア韓国大使館にメールで搭乗申請書を提出してほしい」と要請した。
これに先立ち前日、コイカ(KOICA)ボランティア団員や旅行客ならびに同胞など計47人は、米国のチャーター機に乗ってボリビアを出国していた。当初搭乗を申請したコイカ団員40人のうち2人は発熱症状のせいで搭乗できなかったことが分かった。
臨時航空便の出発地は、タリハ、トリニダード、サンタクルスなど3か所であり、目的地は米国マイアミだ。マイアミに到着した韓国人は、韓国までは各自で移動することになる。出発予定日は来月1日だ。現地の状況に応じて変更される可能性もある。
搭乗可能な人員も追って決定される。米国が自国民の帰国のために運航する臨時航空便に他国の搭乗需要を調査した後、人員を決定するためだ。搭乗申請書を提出しても空席がなく搭乗できない可能性もあると、ボリビア韓国大使館は説明している。
駐ボリビア韓国大使館は「空席がない場合の搭乗優先順位は、米国大使館などと協議して決定する予定」とし、「今後、最終搭乗者に選ばれた場合、意思の変更はできず、もし最終搭乗者に選ばれた後に離脱者が発生すれば、駐在国の政府がこれを問題視し、航空機の離陸ができないかもしれない」と強調した。
なお、ボリビア政府は、新型コロナウイルス防止のために、保健緊急措置を宣言し、今月21日からすべての国際線の運航を中止し、22日からは、ボリビア内のすべての人に対して通行禁止と自己隔離令を下している。
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