期日前投票所で用意された使い捨て手袋を着用し、投票する有権者=10日、大邱(聯合ニュース)
期日前投票所で用意された使い捨て手袋を着用し、投票する有権者=10日、大邱(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国総選挙(15日投開票、定数300)で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため自主隔離の対象となっている有権者も投票が可能となる見通しだ。韓国政府は自主隔離者と一般有権者の移動経路と時間帯を分ける方向で検討しており、具体策は12日に公表する。 韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部の金剛立(キム・ガンリプ)第1総括調整官(保健福祉部次官)は10日の定例会見で、自主隔離中の有権者について、「期日前投票(10~11日)への参加を検討したが、防疫上のリスクがあまりにも高く、管理が容易ではないと判断し、本投票のみ参加する方針を決めた」と説明。「感染予防のためのさまざまな措置が伴われる」と明らかにした。 自主隔離者に対しては居所投票(郵便投票)が認められたが、先月28日に申請が締め切られ、その後に自主隔離の対象となった有権者の投票対策が求められていた。 中央選挙管理委員会などは自主隔離者の投票権行使のため、自主隔離措置を一時解除する案などを検討してきた。
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