ソウル市西大門区で期日前投票の順番を待つ有権者=11日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル市西大門区で期日前投票の順番を待つ有権者=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国中央選挙管理委員会によると、10~11日に実施された総選挙(15日投開票、定数300)の期日前投票の投票率(暫定)は26.69%となり、2014年に統一地方選で期日前投票制度が導入されて以降、最高を更新した。有権者4399万4247人のうち、1174万2677人が投票を行った。 これまでは17年の大統領選の26.06%が最も高かった。前回の16年総選挙に比べると14.50ポイント上昇した。 選管委関係者は聯合ニュースに対し、「有権者が新型コロナウイルスの影響で投票日より混雑しない期日前投票を選んだとみられる」と説明した。 地域別では、全国17市・道のうち、全羅南道が35.77%で最も高かった。ソウルは27.29%だった。最も低かったのは大邱市で23.56%だった。大邱市は新型コロナウイルスの集団感染が発生するなど、新型コロナの最大の被害を受けた地域で、投票率が低くなるとの見方が出ている。 期日前投票率は14年の統一地方選で11.49%、16年の総選挙で12.19%、17年の大統領選で26.06%、18年の統一地方選で20.14%を記録している。
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