大邱市内の病院で病室を換気している関係者=10日、大邱(聯合ニュース)
大邱市内の病院で病室を換気している関係者=10日、大邱(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は12日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は前日午前0時の時点から32人増え、計1万512人になったと発表した。 1日当たりの新規感染者数は減少傾向にある。6日と7日がそれぞれ47人、8日が53人、9日が39人、10日が27人、11日が30人だった。 新規感染者のうち、海外からの入国者を対象とした空港の検疫で18人の感染が確認された。地域で感染が確認された6人も海外からの入国者で、新規感染者の24人が海外流入、8人が地域社会で発生したことが分かった。 地域別では首都圏で8人、大邱市で2人、慶尚北道で3人、忠清南道で1人の感染が判明した。 地域別の累計感染者は大邱市が6816人で最多となっている。慶尚北道が1335人、京畿道が628人、ソウル市が602人、忠清南道が139人、釜山市が126人、慶尚南道が115人と続く。 感染者は女性が6283人(59.77%)で、男性の4229人(40.23%)を上回る。 年齢層別では20代が2869人(27.29%)で最も多く、次いで50代が1930人(18.36%)、40代が1400人(13.32%)、60代が1330人(12.65%)などの順。 この日午前0時現在の死者は前日の同時刻から3人増の計214人となった。全体の致死率は2.04%だが、60代は2.33%、70代は9.04%、80歳以上は21.47%と、高齢になるほど高い。 感染者のうち、完治して隔離措置を解かれた人は前日から125人増え、計7368人となった。隔離治療を受けている人は2930人に減った。 これまでに新型コロナウイルスの検査を受けた人は計51万4621人。このうち49万321人が陰性で、1万3788人が検査結果を待っている。 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
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