30日、ニュージーランド現地メディア“スタッフ”によると、ジャシンダ・アーダーン ニュージーランド首相のスポークスマンはこの日 書面での声明を通じて「韓国政府がこの問題に対する警察調査を進めるために外交官の特権免除を放棄できなかったことに対して失望している」と伝えた。
今回の事件は、去る2017年に韓国の外交官が駐ニュージーランド大使館に勤務していた時、3回にわたって職員にセクハラ行為をしたという疑惑で、今月25日にニュージーランドのメディア“ニュース・ハブ”の報道により知られるようになった。
ニュージーランド外務省は、昨年9月、公館内の監視カメラの提供範囲、公館職員の調査事項などの捜査協力を要請したが、韓国政府は外交官免責特権を理由に応じなかったとされている。
この外交官によるセクハラ疑惑は、アーダーン首相が29日 ムン・ジェイン(文在寅)大統領との通話で、この事案について言及したという異例的なことに、一層物議を醸している。
このことに韓国外交部(外務省に相当)は30日の定例会見で「正確な事実関係をもとに、この事案が解決するよう努力する」と伝えている。
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