9日午前、ソウル中区ロッテ免税店のBTSの看板前で人々が待機している。(画像提供:wowkorea)
9日午前、ソウル中区ロッテ免税店のBTSの看板前で人々が待機している。(画像提供:wowkorea)
「Big Hit株の申込証拠金として貯金してきた約1億5000万ウォン(約1354万円)を使うつもりです。アーミー(BTSのファンの総称)だけど会社員の観点でも長年Big Hitの運営方向を見守ってきました」(30代の専門職の女性Aさん)

少女時代 の最新ニュースまとめ

防弾少年団(BTS)の所属事務所であるBig Hitエンターテインメントの上場公募株の申込を控えてBTSのファンクラブであるアーミーはもちろん、KPOPのファンたちが揺れている。以前、少女時代の「おじさんファン」がSMエンターテイメント公募株に投資していたように、今度は「アーミー」がBig Hit公募株の申込に高い関心をみせている。

4日、金融投資業界によると、Big Hitは5、6日の二日間、一般投資家を対象に公募株の申込を行う。週あたりの公募価格は13万5000ウォン(約12192円)だ。申込みを受ける証券会社は、NH投資証券、韓国投資証券、ミレー・アセット大宇、キウム証券である。

今回の公募株の申込は、BTSのファンクラブであるアーミーも積極的に参加するとみられる。ハンファ投資証券によると、ファンコミュニティプラットフォームであるウィバース(Weverse)内のBTS購読者数はなんと673万人だ。アーミーはウィバースを通じてBTSとコミュニケーションをしており、加入者数は実質的にアーミーの数とみることができる。経済力を備えた国内外のアーミーが多い点も、今回のIPOが期待される理由の一つだ。アーミーはBTSのメンバーの誕生日のようなイベントがあるたびに、広告や寄付などを通じて「ファンたちの経済力」を誇示してきた。

アーミーである40代主婦D氏は、『所属事務所の株式という「グッズ」という概念もありますが、長い期間ファンとしてエンタメ市場をみてきたので、この市場についての情報は専門家だと自負している』と述べた。

Big Hitは、一般投資家対象の申込を経て、10月15日、コスピ市場に上場する。共同代表主幹事はNH投資証券と韓国投資証券、JPモルガンである。ミレー・アセット大宇は共同主幹事を務めた。

Big Hitは、今回の公募を通じて計713万株の新株を発行する。これは、既存の発行済み株式総数(2849万3760株)の25%にあたる。新株713万株のうち、一般公募に80%を占める570万4000株、自社株の組み合わせに20%を占める142万6000株が割り当てられる。一般公募機関投資者配分量は60%である427万8000株、一般申込割り当て量は20%である142万6000株だ。上場後の発行株式総数は3562万3760株である。
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