バイデン氏はこの日、電話会談において、米韓同盟を「核心軸(linchpin)」、日米同盟を「礎石(cornerstone)」と表現し、バラク・オバマ政権時代と民主党の「伝統的同盟観」を表したという分析がされた。
バイデン氏はこの日、文在寅大統領との電話会談において、「韓国がインド・太平洋地域の安全保障と繁栄において核心軸(linchpin)となる」とし「韓国に対する防衛公約を確固たるものに維持し、北朝鮮の核問題を解決するために、緊密に協力していく」と述べたことをカン・ミンソク大統領府報道官が伝えた。
バイデン氏側もこの日、別の報道資料を通じて、「文在寅大統領に当選を祝うメッセージに対して、感謝の意を伝えた」とし「インド・太平洋地域の安全保障・繁栄の核心軸(linchpin)として、米韓同盟を強化していくことを明らかにした」と説明した。
バイデン氏は、その前に行った菅義偉首相との電話会談では、日米同盟をインド・太平洋地域の「礎石(cornerstone)」と表現した。また、日本の防衛と日米安全保障条約5条に関する米国の約束を強調し、日米同盟強化のための強力な期待を示した。
バイデン氏が「核心軸(linchpin)」および「礎石(cornerstone)」と言及したことについて、今後の日韓関係の改善を推進するという意志が読み取られ、さらに中国を牽制するためのインド・太平洋戦略に日韓両国が積極的に参加することを要請したものと解釈される。
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