「プロデュースX101投票操作」今日2審宣告…検察「視聴者を欺いた」＝韓国

Mnet（エムネット）の韓国アイドルオーディション番組「プロデュースX 101」（プデュX）の得票数を操作した疑いで、1審で実刑を宣告されたPDとCPらについての2審宣告が18日下される。

ソウル高裁刑事1部はこの日午前10時10分、詐欺などの疑いで裁判にかけられたアン某PD、キム某CP（総括プロデューサー）、イ某補助PDなどの宣告を進行する。

先立って検察は、1審のようにアンPDとキムPDにそれぞれ懲役3年を、イ補助PDには懲役2年を求刑した。請託禁止法違反などの疑いで裁判にかけられた企画会社の従業員5人にはそれぞれ懲役1年を求刑した。

検察は「アンPDなどは故意に事前に操作をして視聴者を欺き、出演した練習生たちに喪失感を与え、公平性に対する期待に悪影響を及ぼした」とし、「アンPDらは放送関連否定請託を受け与えながら、国民の社会に対する信頼を失わせ、罪が重い」と強調した。

最後弁論でアンPDは「私自身がとても憎く、人生を放棄したいと思うほどだった」、「練習生、視聴者の衝撃と苦痛を考えると、どう謝罪をして許しを求めればいいのか、申し訳ない気持ちだけだ」と話した。

キムCPも「かつて多くの番組を管理し、後輩たちの手本になろうと努力したと自負していたが、練習生たちと国民に大きな傷を与えた」、「自分を捨てて傷ついた方々に報いながら生きる」と付け加えた。

アンPDらは「プロデュースX 101」1〜4シーズン生放送公演で視聴者の有料メール投票の結果を操作して、特定の人に利益を与え、デビューするメンバーの選出を操作した疑いを受けている。アンPDは芸能事務所から複数回の巨額の接待を受けた疑いもある。