「海外公演支援法」国会本会議を通過…BTSなど国内アーティストの海外進出を支援＝韓国

韓国のソン・イルジョン（成一鍾）国民の力国会議員は、8月21日代表発議した‘音楽産業振興に関する法律’改正案が2日、国会で開かれた本会議を通過したと3日明らかにした。 

最近、防弾少年団（BTS）など世界的な人気を謳歌するK-POPグループが増え、彼らの海外音楽公演は日々、規模や回数の面で拡大している。

しかし、現行法は国内音楽家のアルバムなどに対して海外市場への進出を支援できる法的根拠を明示しているにもかかわらず、音楽公演に対する海外市場進出のサポートは抜けている。

ソン議員の改正案は、文化体育観光部長官が音楽公演の海外市場への進出を活性化するために、外国との共同制作など輸出関連体系の構築に関する事業を支援できるよう、明示的根拠を備える内容を盛り込んでいる。

ソン議員は、同法案を20代国会でも代表発議したが、当時は所管省庁である文化体育観光部などが反対し通過させることができなかった。21代国会に再入城したソン議員は法案を再発議し、今回ついに通過させた。 

ソン議員は「K-POPは‘聞く音楽’を越えて‘見る音楽’を目指している。したがってアルバムに対する支援だけでなく、海外公演に対する支援も不可欠」とし「今回の法改正で有望な国内アーティストの海外進出がより一層活性化され、K-POPの持続的成長に役立つだろう」と述べた。