韓国の新型コロナ新規感染者594人、3日ぶりに500人台

韓国の疾病管理庁中央防疫対策本部は8日0時基準、国内の新型コロナウイルスの新規感染者が594人確認されたと発表した。

　3日ぶりに500人台に減少したが、通常検査数が減る直前の週末の影響がある程度及んだものとみられる。ただし、政府は今週から去る1～7日の間、首都圏に施行していた社会的距離の確保“2段階プラスアルファ”の効果が出るものと予想しており、今後の推移が注目される。政府は8日から首都圏に対してさらに強化された「2.5段階」を、非首都圏地域には「2段階」を一括施行した。

　新規感染者594人のうち市中感染は566人、海外からの入国者の感染は28人だった。市中感染のうち首都圏は385人（ソウル212人、キョンギ（京畿）146人、インチョン（仁川）27人）で全体の68%を占めた。

　なお、新型コロナウイルスによる死者は前日より3人増えた552人と発表された。