16日中国共産党機関紙、人民日報は「韓国メディアが自国を襲った黄砂を『中国発』だと、誤った報道をしている」と非難した。
前日、黄砂に覆われた北京のある時点の大気質指数(AQI)は、最高値の500に達した。呼吸器疾患につながる恐れのある汚染物質PM10の数値は、世界保健機関(WHO)勧奨値の180倍である立方メートル当たり9350マイクログラムまで上昇した。
気象庁によると、強い北西風に乗った黄砂は北京と天津を経てこの日早朝に朝鮮半島に流入した。これにより韓国に「中国発の黄砂に注意」との報道が出されると、中国メディアはこれを全面否定し始めた。
人民日報は、「中国当局の調査によると、今回の黄砂はモンゴルで発生し、14日夜にモンゴル南部から気流に乗り北京など中国各地域を覆った」と、今回の黄砂は中国発ではなくモンゴル発であることを重ねて強調した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 85