テスラ、イーロン・マスク氏の株式売却、億万長者の姿勢アピールのためにアンケートを実施したか(画像提供:wowkorea)
テスラ、イーロン・マスク氏の株式売却、億万長者の姿勢アピールのためにアンケートを実施したか(画像提供:wowkorea)
アメリカの電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営者(CEO)が自社株を追加で売却した。これを受け、テスラの株価は今週だけで15%以上値下がりし、マスク氏の一挙手一投足で株価が乱高下している。

マスク氏は11日、テスラ株63万9737株(計6億8700万ドル相当)を売却した。

これはマスク氏が今週に入って計50億ドル相当の株式を売却した後、追加で行われた売却で、8日時点で93万4000株のテスラ株を売却している。公示によると、マスクは来年8月で満期になる215万4572株規模のストックオプションを行使した後、このうち一部の93万4000株を売り渡した。 さらに9、10日で360万株を売却した。

マスク氏は6日午後、ツイッターに「最近、未実現利益が租税回避手段になっているということについて多くの議論があった」とし「私のテスラ株式10%を売る案を提案する」という書き込みと共にこれに関するアンケート調査を掲載した。アメリカ民主党が推進する「億万長者の姿勢」についてツイートした。

24時間実施されたアンケートでは、賛成意見が過半数を超え、「どのような結果が出てもアンケートに従う」と述べていたが、実際にこれを行動に移していると見える。

マスク氏が最近4日間で売却した株式の価値は、57億ドルに達し、現在保有しているテスラ株は依然として1億6700万株に上ると、CNBCは伝えた。

ただ、マスク氏の株式売却は、アンケート前にすでに決定していたという議論が同時に広がっている。 最近の売却のうち、8日に売却したのは9月中旬ごろに確定したが、まるで億万長者の姿勢を示すためやむを得ず売却するかのように、アンケートを行ったことを意味する。9~10日の売却も9月当時に決まったかどうかは確認されていない。ブルームバーグ通信は「億万長者の姿勢を見せるために株式を売却したかのように見せかけるのは議論の余地がある」と伝えた。
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