「産後養生院」を好む妊婦は10人中8人…夫の実家はわずか0.1%=韓国(画像提供:wowkorea)
「産後養生院」を好む妊婦は10人中8人…夫の実家はわずか0.1%=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の産婦10人中8人以上が、産後ケアの場所として本人の家や産後養生院を利用していることが分かった。また、産後ケアの場所としては産後養生院の人気が最も高く、夫の実家を最も嫌った。産後ケアにかかる平均費用は249万ウォン(23万6808円)と調査された。

 韓国の保健福祉部は26日、2020年に出産した産婦3127人を対象に実施した「2021産後ケア実態調査」を発表した。産後ケアの実態調査は3年ごとに実施され、2018年に続き今回が2度目だ。

 主な結果を見ると、産後ケアの場所別利用率(重複回答可)は「本人宅」88.8%、「産後養生院」81.2%、「実家」13.7%、「夫の実家」1.5%の順であった。 産後養生院の利用率は「都市部)」が82.9%で「農漁村地域」の73.1%より高かった。また、第1子は88.4%、第2子以降は71.7%が利用した。産婦の年齢別では、満24歳以下が57.5%で利用率が最も低かった。

 好ましい産後ケアの場所は「産後養生院」78.1%、「本人の家」16.9%、「実家」4.6%、「夫の実家」0.1%の順だった。また、満足度(5点の尺度)は「実家」が4.2で最も高く、「産後養生院」が3.9、「本人の家」が3.7、「夫の実家」が3.6などの順となった。産後ケアの期間は平均30.2日で、「本人宅」が26.8日と最も長く、「実家」23.7日、「夫の実家」20.9日、「産後養生院」12.3日の順であった。

 保健福祉部のコ・ドクヨン人口政策室長は「費用とサービス支援だけでなく配偶者の育児参加活性化、産婦の産休期間拡大のような制度的支援に対する政策欲求も確認できた」とし「産婦たちの政策欲求を十分に検討して必要な政策を開発・推進できるように努力する」と強調した。
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