「韓国産業第1世代」LGグループ創業家出身の具滋学氏、老衰のため死去

韓国のLGグループ創業家出身で、アワーホーム会長のク・ジャハク（具滋学）氏が12日午前、老衰のため死去した。91歳だった。

　具氏は1930年7月15日、LGグループ創業者＝故ク・インフェ（具仁会）氏の三男として生まれた。1957年、サムスングループ創業者＝故イ・ビョンチョル氏の次女イ・スクヒ氏と結婚。当時、財閥の創業家同士の結婚として注目を浴びた。

　その後、第一製糖取締役やホテル新羅社長などを歴任。サムスングループで10年以上勤めたが、サムスンが電子事業進出を宣言したのをきっかけに、LGに戻った。

　LG復帰後は、ラッキー代表取締役、金星社社長、ラッキー金星グループ（現LGグループ）副会長、LG半導体会長、LGエンジニアリング会長、LG建設会長などを歴任して専門経営者として活躍した。

　その後、総合食品企業アワーホームを設立し、韓国を代表する「給食企業」に成長させた。