韓国検察が「国民の力」イ・ジュンソク(李俊錫)代表の性上納・証拠隠滅教唆(きょうさ)疑惑の捜査と関連し、性接待をしたと主張する企業代表を5日、追加で調査する。

 4日、聯合ニュースの取材を総合するとソウル警察庁反腐敗・公共犯罪捜査隊は5日にソウル拘置所でアイカイストのキム・ソンジン代表に対する2次参考人調査をおこなう。

 ソウル警察庁の関係者は「(これまでの調査で)時間の制約で確認しなければならない内容をすべて(確認)できなかった。参考人側からも追加調査を望んでいる」とし「(参考人が)収監状態なので時間が決められているため、質疑内容が一度に終わる内容ではない」と述べた。

 キム代表は2013年7~8月、テジョン(大田)のあるホテルで李代表に2回性接待をして名節プレゼントなどを渡したという疑惑をもたれている。現在、別の事件で拘束収監されている。

 警察は当時の調査でキム代表が初めて性接待した日だと主張した2013年7月11日と、李代表と2度目に会ったと主張した7月18日の経緯を調査した。2次調査ではその後の接待状況を調査する予定だ。

 一方、警察は李代表の性上納疑惑をもみ消そうとした疑惑が提起されたキム・チョルグン党代表政務室長も立件した状態だ。警察側は、キム室長の調査日程については「捜査中の事項」と言葉を濁した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 2