韓国文学ブームを強化…28~29日、日本で図書展開催(画像提供:wowkorea)
韓国文学ブームを強化…28~29日、日本で図書展開催(画像提供:wowkorea)
韓国出版文化産業振興院と文化体育観光部(文体部)は28~29日、東京パークハイアットホテルで「訪れる東京図書展」を開催する。韓国の出版企業の日本市場進出を支援するためのイベントだ。

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 2020年からコロナによってオンラインで進行されてきた今回の図書展では、日本を代表する出版社である文藝春秋、学研、ポプラ社と日本最大の海外著作権仲介会社であるタトル・モリエージェンシーなど日本の出版社35社が参加する。韓国からは文学ドンネ、天才教育、未来Nなど20社が参加し、出版著作権仲介会社であるJMコンテンツエージェンシーが韓国の委託図書約270種の輸出相談を代行する。

 28日には日本の出版市場を紹介するセミナーも2回開かれる。日本出版協会と日本児童図書協議会の関係者が日本の出版市場の現状と傾向を紹介する。

 出版振興院によると、日本は米国と中国に次いで世界の出版市場規模が3位の国だ。最近、韓流の影響で、韓国書籍への関心と需要が高まっている。2020年にはソン・ウォンピョン作家の「アーモンド」が日本書店大賞翻訳小説部門1位を受賞したのに続き、今年「30の反撃」が再び日本書店大賞翻訳小説部門1位を獲得した。

 この他にもチョ・ナムジュの小説「82年生まれキム・ジヨン」は日本で28万部、キム・スヒョンのエッセイ「私は私のままで生きることにした」は50万部以上売れ、様々な分野の韓国書籍が良い反応を得ている。最近、日本では韓国人作家のエッセイが10~20代の共感を得て読者層を広げ、韓国書籍が演劇・漫画などにリメイクされていると文体部は説明した。
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