ドラッグストア大手のCJオリーブヤングが突然の新規上場中断、その理由は=韓国(画像提供:wowkorea)
ドラッグストア大手のCJオリーブヤングが突然の新規上場中断、その理由は=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ドラッグストア最大手のCJオリーブヤングは2日、「市場の状況をかんがみ、企業価値について的確な評価を得るのが難しいという株主の意見があった」として、上場手続きを一時中断することを発表した。

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同社は昨年11月に上場主幹事会社を選出し、年内の上場を目指して準備を進めていた。企業価値が最大4兆ウォン(約4057億4800万円)まで評価されるなど、下半期における公開市場最大の話題の1つとなっていた。

同社の主要な株主は、CJ(51.15%)、およびイ・ジェヒョン(李在賢)CJグループ会長の息子で、CJ第一製糖の経営リーダーであるイ・ソンホ氏(11.04%)、同娘でCJ ENM経営リーダーのイ・ギョンフ氏(4.21%)となっている。

これについて同社は「今回の上場延期は、持ち株会社が決定したもの。証券市場が不安定な状況下で、企業価値について適切に評価を受けることはできない。CJグループの3代目経営者たちが経営について学んでいるのは事実だが、現時点で新規株式公開(IPO)を通じて株式を現金化しなければならないほどの問題もなく、すぐに引き継ぎが進むわけでもない」と強調した。

これと共に、ことしに入って株価変動のリスクが膨らみ、企業価値が数兆ウォンクラスの企業による上場撤回が相次いだ。これを受けCJオリーブヤングも上場手続きを一時中断したと分析できる。上場手続き再開のめども、いまだ立っていない状況だ。

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