韓東勲、法務部長官(画像提供:wowkorea)
韓東勲、法務部長官(画像提供:wowkorea)
ハン・ドンフン(韓東勲)法務部長官の尾行事件を捜査中の韓国警察は、帰宅途中に韓長官を自動車で尾行した疑いが持たれているユーチューバーのA氏を召喚して調べる方針だ。

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ソウル・スソ(水西)警察署は4日、告訴人の調査を終え、A氏に出席を要求した。

警察は、韓長官が仕事帰りに自動車で尾行されるなど、ストーカー被害を受けたという内容の告訴状を先月28日に受け付け、事実関係を確認してきた。その後、韓長官の住居付近の防犯カメラと車両の監視カメラ・出入記録などをもとに、ユーチューブチャンネル‘市民言論ザ探査’所属のユーチューバーA氏を被疑者と特定した。

市民言論ザ探査はユーチューブを基盤とする言論社の開かれた共感テレビ理事会メンバーたちが新しく開設したユーチューブチャンネルである。開かれた共感テレビは、第20代大統領選挙を控え、当時のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領候補者と配偶者のキム・ゴンヒ(金建希)夫人に関する各種物議を探査報道した。8月25日には金建希夫人に対する名誉毀損(きそん)疑惑でソチョ(瑞草)警察署が当該言論社を家宅捜索したりもした。

警察はA氏に対して書面警告(暫定措置1号)と被害者住居地など100メートル以内の接近禁止(2号)、被害者通信接近禁止(3号)を下し、韓長官に対しては犯罪被害者の安全措置を取っている。

市民メディアのザ探査は、訴えの事実が分かると声明を出し「韓長官関連の情報提供を確認するための取材活動だった」と反論した。公職者の動線把握は事実確認のための基本取材過程なのに、警察が取材中の記者をストーカー扱いし、公権力を乱用していると批判した。

警察関係者は「防犯カメラと参考人陳述を通じてストーキング経緯を調査する方針」と述べた。

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