未成年者に対する性的暴行犯、出所後「特別対応チーム管理」=韓国(画像提供:wowkorea)
未成年者に対する性的暴行犯、出所後「特別対応チーム管理」=韓国(画像提供:wowkorea)
未成年者連続性的暴行犯キム・グンシク(54)が、17日出所後の居住地について、キョンギ(京畿)ウィジョンブ(議政府)に位置する法務部傘下法務保護福祉公団生活館に決定されたと法務部が公式発表した。法務部と警察庁は、キム・グンシク出所後、専担保護観察官を配置し、24時間密着管理監督をするなど、「隙のない」管理監督をするという方針だ。

法務部と警察庁は、14日共同報道資料を通じて「キム・グンシクは自ら居住地を準備しようとしたが、現実的な困難であり、出所後安定した居住地が準備できるまで、臨時で議政府市の法務部傘下法務保護福祉公団生活館入所を希望した」とし「法務部と公団は、諸般事情を考慮し、入所許可決定をした」と伝えた。

韓国法務保護福祉公団は、ゆかりの地がない出所者を対象に宿食などを提供し、各種生活指導と社会適応プログラムを実施する所だ。しかし、こうしたニュースが公式発表前から知られ、与党「国民の力」所属であるキム・ドングン議政府市長が強く反発するなど、議政府住民が動揺している。

このような雰囲気を考慮し、法務部・警察庁は「キム・グンシクの出所前から協力体制を構築し、きちんとした管理監督対策を設け、国民が安心していただけるよう、次のような案を徹底的に履行する」と強調した。

これに法務部は△専属保護観察官を配置し、24時間密着動線管理および「19歳未満の未成年者接触」遮断△未成年女性接触、生活銅線離脱など遵守事項違反時には迅速捜査チームの即時の現行犯逮捕および刑事処罰、電子足輪装着期間の延長 △居住地変更時の新公開情報などを約束した。

警察庁は、議政府警察署女性青少年強力チーム5人を特別対応チームに指定、キム・グンシクの身柄情報を常時管理し、特別対応チームと保護観察所間ホットラインを構築する。また、居住地周辺の学校や児童利用施設周辺に対する犯罪予防診断を行い、脆弱(ぜいじゃく)な要素を改善し、議政府と共同して居住地周辺の監視カメラを追加設置するなど、防犯施設を増やす方針だ。また、管轄議政府警察署と可能人材を活用し、住宅地周辺のパトロールを強化すると明らかにした。

法務部・警察庁は「自治体など関係機関と有機的な協力と、隙のない対象者管理監督を行い、国民の不安や解消と再犯防止に最善を尽くす」と強調した。

一方キム・グンシクは、2006年に未成年者11人に相次いで性的暴行を加えた容疑で15年間服役、今月17日満期出所する。

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