李祥敏、行政安全部長官(画像提供:wowkorea)
李祥敏、行政安全部長官(画像提供:wowkorea)
大統領室は2日、イテウォン(梨泰院)ハロウィン圧死事故の当時、政府の対処が不十分だったとし、行政安全部のイ・サンミン(李祥敏)長官の更迭論が浮上したことについて、監察と捜査進行状況を見守った後に決めるという考えを明らかにした。ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の直接謝罪要求についても「大統領は今回の事故に関し、誰よりも胸を痛め、無限の責任を感じている」と述べた。

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大統領室関係者はこの日の午後、ヨンサン(龍山)大統領室ブリーフィングルームで記者たちと会い「李長官に対する責任論がますます大きくなっている」という指摘に「誰が、どれほど、どんな過ちを犯したのか、徹底した監察と捜査進行状況を見守る」とこのように述べた。

「事実関係以外に政務的な責任はどの程度まで検討しているのか」との質問にも「誰が、どれほど、何の過ちを犯したのか監察と捜査を通じて明らかになるだろう」との考えを繰り返した。続いて「政務的責任も事実関係をもとにするしかないと判断される。事実関係をもとに(更迭関連の)判断がなされるのではないかと推測する」と付け加えた。

「責任の所在、事実関係を離れて国政運営を統轄する首長として(尹大統領の)国民への謝罪や遺憾表明を検討する部分はないか」との質問には「大統領は数回の会議のたびに『国民一人ひとりの安全に無限の責任を負わなければならない』と強調されている。先週月曜日の拡大週例会合でも『国民の生命と安全を担う大統領として言えない悲しみと責任を感じる』と述べた」と答えた。

さらに「特に昨日の夜、今回の事故で亡くなった方の葬儀場を訪れ、『国家がきちんと守れず、大統領として申し訳ない』と述べた。事故直後の対国民談話でも『国民の生命と安全に責任を負う大統領として心が重く、悲しみを禁じ得ない』という話をした」と付け加えた。

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