＜梨泰院事故＞大統領が警察庁長より1時間13分早く事故の報告を受けた＝韓国

ユン・ヒグン（尹熙根）警察庁長がイテウォン（梨泰院）事故発生の1時間59分後に最初の報告を受けたことが分かった。

2日、警察などによると、尹熙根警察庁長は30日の午前0時14分、電話で梨泰院事故の最初の報告を受けた。

当時、尹庁長は警察庁状況1担当官から報告を受けた後、口頭指示を下した。

尹庁長は当時、機動隊の最大動員、秩序維持などの迅速対応と共に救急車出入り口確保など、交通活動の強化を指示した。

さらに5分後、キム・グァンホソウル警察庁長に電話で同じ内容を指示した。

当時、キム庁長は「まもなく現場に到着する」と答えたことが分かった。

ヨンサン（龍山）警察署長は事故発生から2分後の午後10時17分に現場に到着したものの、キム庁長には発生から1時間19分後の11時34分に初めて報告したことが分かった。当時、この電話に出なかったキム庁長は、2分後の午後11時36分、龍山署長に電話を折り返しかけ、事故の状況を認知したことが分かった。

大統領の認知時刻はこれより早かった。大統領室によると、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領は午後11時1分に国政状況室長の報告で状況を認知していた。