8日（現地時間）、米ABCニュースなど主要メディアは、国際マネーロンダリングと電子メールフィッシング犯罪などの容疑を受けてきたナイジェリア出身の詐欺師ラモン・アッバス（40）が懲役11年の刑を受けたと報じた。アッバス氏は2020年6月ドバイで逮捕され、昨年4月には一部のマネーロンダリング容疑に対して有罪を認めた。
インスタグラムで一時「ハーシーパピー」(Hushpuppi)というアカウントを運営し、なんと280万人のフォロワーを従えた彼は金持ちと人脈を自慢をしながら人気を誇示した。ブランド品を羽織った自分の姿と高級乗用車や自家用飛行機の前で撮影した写真を公開し、金持ちの億万長者の生活をアップしたのだ。
彼は「不動産開発業者」と名乗っていたが、米連邦捜査局(FBI)は彼が2400万ドル(約330億ウォン)を超える金を奪ったオンラインハッキング、詐欺などを通じて豪華生活資金を提供したと把握した。アッバスが拘置所生活をしている間、彼のインスタグラムアカウントは静かだったが、逮捕以後フォロワーは50万人増えた。現在、このアカウントは削除されている。
アッバスのインスタグラムは富を誇示する豪華な生活で埋め尽くされていた。
札束を撒く映像や、専用機でブランドファッションを誇る写真を載せた。ベントレー、フェラーリ、ベンツ、ロールスロイスの車両が列をなしている写真に「オールマイン(AllMine)」というハッシュタグを付けたりもした。
彼は2020年には「モナコで寿司を食べながら一日を始め、パリでディオールスパを受けるためにヘリを予約した後、グッチでシャンパンを飲みながら一日を終える」という文を載せた。
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