サラ・ブライトマン「来月の韓国公演、梨泰院事故の追悼曲を歌う」(画像提供:wowkorea)
サラ・ブライトマン「来月の韓国公演、梨泰院事故の追悼曲を歌う」(画像提供:wowkorea)
「今回の(梨泰院)事故を考えるととても残念な気持ちです。愛する人を失った遺族と負傷者、すべての方々に慰労の言葉を伝えたいです」

 「ポップオペラの女王」サラ・ブライトマン(62)が、韓国のイテウォン(梨泰院)事故の追慕の気持ちを込めた歌を、来月3日ソウル・カンソ(江西)区KBSアリーナで開催する来韓公演「サラ・ブライトマン・クリスマスシンフォニー」で歌う。

 ブライトマンは17日、イーデイリーとの書面インタビューで「韓国のために、そしてそこで起きた悲劇に対する追慕の気持ちでアンドリュー・ロイド・ウェバーの『レクイエム』の『慈悲深いイエス様』(Pie Jesu)をお聞かせしたい」としてこのように明らかにした。

 「慈悲深いイエス様」は「オペラ座の怪人」「キャッツ」などでよく知られたミュージカル作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーが1982年に亡くなった父親を賛えるために作曲し、1985年に初演した曲だ。初演当時、ブライトマンが歌い、ウェバーが作曲した「レクイエム」の中で現在でも最も愛されている曲でもある。

 ブライトマンはクラシッククロスオーバー音楽を代表するソプラノ歌手だ。ミュージカル「オペラ座の怪人」のオリジナルキャストで主人公クリスティン役を演じ、大きな人気を得た。韓国との縁も深い。2004年「ハーレムワールドツアー」で初来韓した後、2009年「シンフォニーワールドツアー」、2010年「サラブライトマンインコンサートウィズオーケストラ」、2013年「ドリームチェイサーワールドツアー」、そして2016年「ガラ:イブニングウィズサラブライトマン」などでソウル、インチョン(仁川)、プサン(釜山)、テグ(大邱)、クァンジュ(光州)などを周った。

 今回の来韓は6年ぶりだ。ブライトマンは「韓国のすてきなところは訪問する度に何かが変わっているということ」とし「変化のスピードの速い都市から美しい自然、そして幻想的な食べ物まである本当にすてきな国」と久しぶりに再び訪れる韓国に対する期待感を示した。
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