李俊錫、国民の力前代表(画像提供:wowkorea)
李俊錫、国民の力前代表(画像提供:wowkorea)
イ・ジュンソク(李俊錫)国民の力(与党)前代表が”党員100%”ルールへの変更を推進している国民の力の主流に対し、党員投票が持つ問題点を指摘した。団体所属党員の場合、むしろ”共に民主党(野党)支持層”である可能性もあり、党員募集の過程が不透明なため「宗教集団でかなり集めてくることもある」と説明した。李前代表はむしろ逆選択を防ぐためには”世論調査”を増やすほうがいいと主張した。

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李前代表は16日午後、自身のフェイスブックに‘本にある内容を明らかにする’として「彼らが盲信する党員投票の短所3つ」を載せた。

李前代表は「わが国の政党法には1人が複数政党に加入できないようになっている。しかし、その名簿は非公開かつ各党が名簿を別に保有するため、現実にはオンラインで自発的に加入した党員を除いては町内で商売をする方たちや団体活動をする名簿を束にして加入する場合が多い」と書いた。

さらに「予備選挙のたびに筆跡の同じ入党願書数十枚が入ってくるのが現実だ。宗教集団からたくさん集めてくることもある。だから実際に総選挙の時に各党が予備選挙をすると、その方たちは両党に一度ずつ予備選挙投票をする。世論調査は同時に両党に投票できない。そのため、彼らが言う逆選択の可能性は党員投票にむしろ存在する」と批判した。

また「住所地のチェックができない。政党に加入する時に書く住所地が実際に合っているか確認できない。だから全数調査すると、実際に1つの住所で数十人ずつ加入している場合がたびたび出てくる」と強調した。

続いて「公務員や軍人の政党加入は禁止されており、実際の有権者のうち公務員の票心は代弁にならないが、地域の世論を主導する人たちであるため、この票心が選挙には相当な影響を及ぼす。世論調査はサンプリングであり、様々な歪曲(わいきょく)はむしろ相殺されるが、党員情報は検証不可情報であるため、むしろ歪曲しようとする意図によってバイアス(偏差)が生じる」と主張した。

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