ダイソーで販売している「BTS(防弾少年団)」のフィギュア(画像提供:wowkorea)
ダイソーで販売している「BTS(防弾少年団)」のフィギュア(画像提供:wowkorea)
中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で、「ダイソー開封」というハッシュタグの動画が2億4000万回以上の照会数を記録した。

「ダイソー開封」は、ダイソーで商品を買い開封することを指す。ダイソーで販売している商品を買い、レビューをする人がそれほど多いということだ。

ダイソーはアイドルグッズだけでなく、菓子類、化粧品、文具類などアルファ世代(2010年以降に生まれた世代)が必要とする多くの商品を取り扱う。コンビニエンスストアの菓子が2000ウォン(約210円)を超えるのとは異なり、ダイソーでは菓子も1000ウォン(約106円)台で販売する。安く質の良い商品を提供し続けたおかげで、アルファ世代に愛される店舗としての地位を確立した。

ダイソーはパンデミックでも成長を続ける、数少ない実店舗の1つだ。全国約1500の店舗には、1日平均100万人の顧客が訪れる。売上高も2021年の2兆6000億ウォン(約2731億5080万円)から、昨年には約3兆ウォン(約3151億7400万円)へと増加した。「良質の商品を安く販売すれば顧客は来る」という、アソン・ダイソーのパク・ジョンブ会長による哲学を基に、商品開発に注力したことが奏功した。

業界の関係者は「10代の間では、ダイソーで買い物をしてストレスを解消すると言われるほど。ダイソーの顧客は若者層だけに、実店舗であっても成長性は大きい」と話した。

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