三清洞のPLEATSMAMA EE:UT…かわいい上に環境にも優しい商品(画像提供:wowkorea)
三清洞のPLEATSMAMA EE:UT…かわいい上に環境にも優しい商品(画像提供:wowkorea)
「廃棄ペットボトルで作られたバッグだとは知りませんでした」
今月13日、ソウル チョンノ(鍾路)区サムチョン(三清)洞に位置する「PLEATSMAMA EE:UT」で会った女性の言葉だ。詳しいことは知らずにプリーツバッグを買いに店に来たが、エコ素材で作られたという事実を知ってブランドに好感を持ったと話した。

プリーツのニットバッグで有名なPLEATSMAMAは先月、三清洞に初のフラッグショップEE:UTをオープンした。昔のものと新しいものが共存する三清洞が、捨てるものから「新しい使い道」を見出すブランド哲学と同じくして三清洞の伝統家屋を改造して店舗を建てた。顧客とのコミュニケーションを大切に考えた空間で親しみを込めてEE:UT(韓国語で隣人という意味)という名前をつけた。

店舗左側に位置する「別堂」は、企画展示のためのスペースでブランドを代表するアコーディオンプリーツのショルダーバッグから格子模様のように交わったパターンのバックパック、シェル型のスモールバックなど様々なデザイン商品を展示してある

店内にはカラフルな製品を実際に見て購入できる「舍廊齋(サランチェ)」と「行廊齋(ヘンナンチェ)」がある。そして、地下1階「下房」には、初期モデルのデザインスケッチやリサイクルの糸などPLEATSMAMAの原点を垣間見ることができる空間になっている。また、店舗の中庭の廃棄された衣類で作ったパネルで作ったムン・スンジ作家の作品も目を引く。

EE:UTはオープン以来、毎日100人以上が来店している。主に20・30代で地域的特性上外国人が60~70%を占める。

PLEATSMAMA関係者は「EE:UTの最初のお客様はアメリカ人でした」とし「外国人客はほとんどがSNSでブランドを知り来店してくれる」と説明した。

エコ事業が選択ではなく必須となった昨今、PLEATSMAMAは環境汚染の主原因である廃棄ペットボトルでバッグを作る代表的なエコブランドだ。素材だけでなく作る過程でゴミが発生しないように、製作過程にも万全を期している。
このような努力が自らの価値基準に基づいた消費を追求するMZ世代の間で人気を博している。環境にやさしいグローバルアウトドアブランド「パタゴニア」がMZ世代に人気あるのと似ている。10万ウォン以下の価格も合理的に思われる。

PLEATSMAMAは2017年のブランドローンチ以後、売上が毎年150%増と急成長しており、昨年11月には国内で初めて廃魚網で作ったバッグも発売した。今年の上半期中にはカフェの使い捨てカップをリサイクルした製品を出す計画もある。

PLEATSMAMAの関係者は「かわいくて買ったら、コンセプトまで良いブランドだと顧客が思ってくれたらうれしい」とし「EE:UTを通してPLEATSMAMAの考えをより多くの人々と共有したい」と述べた。
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