昨年8月、ソウル市内で開かれたカンファレンスで演説する李秀満氏=(聯合ニュース)
昨年8月、ソウル市内で開かれたカンファレンスで演説する李秀満氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大手芸能事務所、SMエンタテインメント創業者の李秀満(イ・スマン)総括プロデューサーが海外滞在中に腕を骨折し、韓国に帰国して入院中であることが、8日分かった。

 芸能関係者によると、李氏は前日午後に仁川国際空港に到着し、ソウル市内の病院に入院した。

 これに先立ち、SMエンタテインメントは李氏が独占的にプロデュースを担っていたこれまでの体制から、五つの制作センターと社内外のレーベルが独立して音楽を生み出すマルチプロデュース体制に転換すると発表。李氏は総括プロデューサーを退くことになった。

 一方、韓国インターネットサービス大手、カカオが7日にSMの株式の9.05%を取得したと発表したのに対し、李氏は新株と転換社債の発行禁止を求めて仮処分申請を行う立場を示しており、韓国に帰国したことでこれらの問題について本格的な対応に乗り出すとの見方が出ている。


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