人気グループ「BTS」メンバーの個人情報を無断閲覧したKORAIL職員、「懲役刑」の可能性も(画像提供:wowkorea)
人気グループ「BTS」メンバーの個人情報を無断閲覧したKORAIL職員、「懲役刑」の可能性も(画像提供:wowkorea)
人気グループ「BTS(防弾少年団)」リーダーRMに関する個人情報を無断閲覧した韓国鉄道公社(KORAIL)の職員について、「懲役刑」となる可能性が報じられた。

RM(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ

 韓国メディアの報道によると、あるKORAIL職員はRM(BTS)の個人情報を無断で閲覧し、「RMの予約内容を確認して、実物(RM本人)を見てきた」、「友人が近くの席を予約できるようにRMの予約情報を教えてあげた」などと周囲に自慢していた。

 KORAIL側は、情報提供を受けて監査を実施し、職員Aの無断閲覧行為を確認。監査の過程で職員Aは、ある番組に出演していたKORAILの男性職員の個人情報も閲覧していたことがわかった。現時点では、個人情報の外部流出は確認されていない。

 KORAIL側は職員Aを職位解除して、懲戒手続きを踏んでいる。職員Aは、監査の過程で「RMのファンで、個人的な好奇心から閲覧した。不適切な行為だったと反省している」と話しているという。

 同件について、職員Aは社内の懲戒はもちろん、今後、個人情報保護法違反などの容疑で刑事処罰を受けるとみられる。個人情報保護法は、個人情報の提供を受けた者が情報の主体から同意を得ずに不正な目的で利用した場合、5年以下の懲役、または5000万ウォン(約500万円)以下の罰金に処される。ただし、外部流出の無い個人情報保護法違反事件のほとんどは、「罰金刑」となる可能性が高い。

 過去には、飲食デリバリーを通じて電話番号を入手して好みの女性にメッセージを送信したデリバリースタッフ、新入社員採用のエントリー情報を利用して志願者に接近した中小企業の社長が「罰金刑」となった事例がある。

 検事出身のある弁護士は「KORAIL職員の場合、情報の外部流出は確認されていないが、長期間にわたって複数回、同じような犯行を繰り返していた常習犯と見ることができる」とし、「韓国人の多くが加入している鉄道サービスの個人情報を無断で閲覧したという点で、懲役刑となる可能性もあると見ている」と話した。

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