日韓の「修学旅行」交流の動きが本格化…「政治とは無関係」=韓国(画像提供:wowkorea)
日韓の「修学旅行」交流の動きが本格化…「政治とは無関係」=韓国(画像提供:wowkorea)
最近に入り韓国から日本に修学旅行に行く動きが本格化する兆しを見せている。修学旅行の交流は両国の外交問題とは別に日韓をつなぐ糸だったため、今後はさらに活気を帯びるかどうか注目される。一足先に今週、日本の高校から韓国に修学旅行が開始された状態だ。

23日韓国教育界によると、テジョン(大田)テソン高校は5月8日から3泊4日の日程で学生と教師、計360人が日本への修学旅行を計画している。

この学校は2019年10月に日本へ修学旅行に行ったが、その年末に新型コロナウイルスが流行したことで、その後は旅行地を国内に変更した。今回事実上3年半ぶりに海外への修学旅行を再開し旅行地を日本に決定した。

キョンブク(慶北)外国語高校も5月23日から3泊4日の日程で学生と教職員117人が日本への修学旅行を準備している。この学校は新型コロナウイルスの流行前までは日本に修学旅行に行っていたが、テソン高校と同じ理由で中断していた。昨年下半期に行った修学旅行はチェジュ(済州)島だった。

日韓の修学旅行交流は政治とは無関係に両国関係を続けてきた。日本の智弁学園は2019年までの45年間、韓国への修学旅行を実施した。この期間の両国関係は停滞と回復を繰り返したが、智弁学園の韓国への修学旅行は変わらずに続けられてきた。これとともに韓国観光公社は2007年、韓国に30年連続で修学旅行を行った細田学園高校の理事長に勲章を授与した。

物理的に交流が途絶えたのは2020年初め、新型コロナウイルスにより国境統制が深刻化してからだった。その後、今月21日に日本のルーテル学院高校から韓国に修学旅行を行ったことで再び足掛かりをつかんでいる。
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