韓国警察「340ウォン億分譲詐欺」複合マンション建設会社捜査(画像提供:wowkorea)
韓国警察「340ウォン億分譲詐欺」複合マンション建設会社捜査(画像提供:wowkorea)
警察がソウル市ドンチャク(銅雀)区住商複合マンションの商店街分譲当時、既存設計図とは異なる施工で分譲詐欺をした建設会社を相手に、捜査に着手した。

27日、ソウル銅雀警察署は詐欺容疑で、施工会社であるチョンミン建設を相手に捜査を進めている。

チョンミン建設は、銅雀区銅雀ヒョプソンHUEFOREを分譲する際、分譲カタログやモデルハウスなどの分譲案内とは異なる内容の建築物を提供し、分譲を受ける者を欺いた疑いを受ける。建設会社は、天井の高さと柱の有無、広場と地面の高さなどをだまし、被害者に期待を持たせていたことが分かった。

被害者は68人で被害金額は340億ウォン(約34億3680万円)に達すると伝えられた。昨年12月、告訴状を受けた警察はチョンミン建設を相手に捜査を着手し、告訴に参加していない被害者まで考慮すれば、被害額は1000億ウォン(約101億円)を大きく超えると見られる。

建設会社は当時、地面と広場の高さが同じだと案内したが、天井の高さが低く消防車の進入が難しくなり、下り坂で施工したことが分かった。また、地下商店街の天井高を5.5mと案内していたが2m余りで施工し、一部の商店街の内部には柱があるにも関わらず「柱のない商店街」と案内していた。

銅雀ヒョプソンHUEFORE商店街の分譲を受ける人々が入居を全面拒否しており、現在地下商店街は空き状況だ。被害者らは貸し手利子に対する圧迫などに苦しみ、分譲詐欺で経済的困難を訴えていると伝えられた。

警察関係者は「事件経緯を捜査中」と述べた。

一方、銅雀ヒョプソンHUEFOREは昨年8月に大雨で広場が浸水して被害を受けた場所で、施工士と施行社の代表は同一人物だ。チョンミン建設は建築物の分譲に関する法律(建築物分譲法)違反の疑いでも警察捜査を受けている。

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