ポルシェ、アジア初公開となる75周年記念のコンセプトカーを韓国でお披露目=ソウルモビリティーショー(画像提供:wowkorea)
ポルシェ、アジア初公開となる75周年記念のコンセプトカーを韓国でお披露目=ソウルモビリティーショー(画像提供:wowkorea)
ドイツの高級車メーカーの韓国法人、ポルシェコリアは31日、ポルシェブランドによるスポーツカーの75周年を記念した特別モデル「ビジョン357」を、韓国最大の自動車展示会「2023ソウルモビリティーショー(旧・ソウルモーターショー)」で披露した。同モデルが公開されるのは、アジア初となる。

「ビジョン357」は、同社による初のスポーツカー「ポルシェ356」をオマージュしたコンセプトカーだ。水平対向6気筒の自然吸気エンジンを搭載し、理論的には最高出力500馬力(PS)を実現する。また、イーフューエル(e-fuel)と呼ばれる合成燃料を利用できる設計となっている。

同モデルは「ポルシェ356」のヘッドライト部分のデザインを採用しているほか、ポルシェによるすべての現行モデルと同様、前面は4灯式ライトが飾っている。

これに先立ち同社は「2023ソウルモビリティーショー」の開幕前、昨年の経営実績と今後のロードマップを公開した。昨年、ポルシェコリアは前年比6.3%増となる8963台を販売し、過去最大実績を記録した。

2030年には電気自動車(EV)販売の割合を80%以上へと引き上げるという本社の電動化戦略に合わせ、韓国でも充電インフラの拡大に注力していく計画だ。



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