シード失ったイム・ジンヨン、「KLPGAドリームツアー」で初優勝

昨年、韓国女子プロゴルフ（KLPGA）ツアー”ルーキー”としてプレーしたが、シードを死守することができなかったイム・ジンヨン（20）が、2部ツアーのドリームツアーで優勝。正規ツアーへの”再進入”に向けて第一歩を踏み出した。

　イム・ジンヨンは26日、チョルラブクド（全羅北道）クンサン（群山）市の群山カントリークラブで開催された「KLPGAドリームツアー」3戦目で、通算7アンダーの209でトップに立った。優勝賞金は1500万ウォン（約150万円）だ。

　優勝を手にしたイム・ジンヨンは、KLPGAを通して「いつもこのように優勝する自分の姿を想像してきたが、きょうこうして達成することができてうれしく、夢のようだ。そして、幸せ」と心境を明かした。また、両親とメインスポンサーの「テバン建設」、ユニフォームスポンサーの「CASTELBAJAC」、コーチのパク・チャンジュン氏らに感謝の言葉を伝えた。

　優勝の秘訣を聞かれたイム・ジンヨンは「風がとても強くて苦労したが、あのような状況でもショットが安定するように努力した。特に、3ラウンドはミドル、ロングパットをうまく沈めることができ、良い成績につながった」と明かした。