韓国海軍「巡航訓練戦団」、4年ぶりに世界一周へ＝141日間の旅程

新型コロナウイルス拡散の余波で中断していた海軍「巡航訓練戦団」が4年ぶりに世界一周を再開する。

　21日、韓国政府関係者によると「巡航訓練戦団」は来る8月28日から来年1月15日まで141日間の旅程で出発する。

　「巡航訓練戦団」は、海軍士官学校78期の生徒らが主軸となって構成された。これは4500トン級訓練艦「ハンサンド（閑山島）艦」と4200トン級の軍需支援艦「ファチョン（華川）艦」に乗船して地球一周に達する5万4200キロを航海する。

　海軍の巡航訓練は、任官を控えた4年生の生徒らの海上適応能力を上げるための遠泳航海訓練だ。1954年に初めて行われ、ことしで70回を迎える。2020年からの3年間は、新型コロナウイルス予防次元で訪問国と訓練日程が縮小されたが、ことしは生徒らが国際的な見識を育てられるように訪問国の関係者との交流など、さまざまな軍事外交プログラムが準備された。

　なお、今回の巡航訓練は141日間で、13か国・14か所の港を訪問する予定だ。