野党議員の「福島汚染水は、尹大統領夫妻がまず飲め」に…与党「まるで悪リプライヤーだ」＝韓国

韓国与党“国民の力”は26日、福島原子力発電所放射能処理水に関する野党“共に民主党”（民主党）の攻勢について「悪リプライヤー（ネットで誹謗中傷の書き込みをする人）なのか、議員なのか、区別がつかないほど低級な暴言だ」と批判した。

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イ・チョルギュ（李チョル圭）与党事務総長はこの日の午前、国会で開かれた党の院内対策会議で「アン・ミンソク（安敏錫）民主党議員は『福島原発汚染水（処理水）は、大統領夫妻からまず飲め。試飲イベントを開け』と皮肉った」とし「チョン・チョンネ（鄭清来）民主党最高委員も『大統領室から、福島汚染水の生水を注文し飲むべきだ。大韓民国第1号営業社員がまず飲め』と妄言を発した」と語った。

アン議員は去る25日、韓国のラジオ番組とのインタビューで、先のように語った。

イ与党事務総長は「アン議員はことし4月にも『総選挙で与党が負ければ、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領とキム・ゴンヒ（金建希）夫人は刑務所に行くだろう』と暴言を吐いたことで、同僚議員たちも背を向けた前例がある」と糾弾した。また「チョン最高委員も、これまで数多くの暴言を吐いた歴史がある」とし「民主党の暴言製造機たちは反省もせず、習慣的に暴言を繰り返している」と指摘した。

イ事務総長は「合理的対策を打ち出すこともぜず、無責任に（福島汚染水問題を）批判している」とし「ところが、北朝鮮から出た放射能廃棄物がソヘ（西海:黄海）を汚染させることに対しては、何も言えずにいる」と語った。